2014年11月アーカイブ
第6回 「昇格」目指して大猟祈願
2014年11月
28日
狩猟解禁日までにやっておくべきことに、射撃練習がある。秋になるとシーズンに備えて猟師たちが練習に励むので、射撃場はどこも混雑している。ぼくも先輩猟師の原尻正敏さんにフォームチェックしてもらうべく、菅平射撃場に出かけた。春以来、約半年ぶりの実射。部屋で構えの練習をしていた程度だからカンは鈍りまくり、銃が重く感じられて仕方がない。
「下から見上げる形になってますね。まっすぐスコ...
第5回 準備は着々と進んでいる!?
2014年11月
21日
安曇野市で猟師デビューを目指す中野さん(第2回に登場)から、射撃講習の申し込みを済ませたと連絡が入った。合格すれば銃砲所持許可の申請や銃の購入など一気に話が進み、うまくいけば年明けにも出猟できるだろう。
伊那市高遠の雀斎〔じゃくさい〕さん(第3回に登場)は、3連休最後の文化の日に開催された市民祭松本まつりに出店。鹿の骨や皮で製作した装飾品を売るというので見に行ったら、店はス...
第4回 狩猟サミットに参加した
2014年11月
14日
『第2回狩猟サミット』なる催しに参加してきた。会場は富士山麓にある国立中央青少年交流の家という公共施設で、全行程は2泊3日。狩猟に関心を持つ人たちの交流を目的とする集まりで、第1回の昨年は岐阜県の郡上八幡市で行われたという。
狩猟免許取得前の人や初心者も参加できるとはいえ、サミットという名称だ。ぼくはてっきり、全国各地の猟友会代表者や行政関係者、銃や狩猟グッズのメーカーが中...
第3回 鹿太鼓とシカカバブ
2014年11月
7日
シシ鍋か、それとも鹿太鼓か――。同じ日に開催されるイベントのどちらへ行くか、朝から悩んだ。
秋になると、信州ではあちこちで"新そば祭り"が開催される。そば好きのひとりとして、ぼくも無関心ではいられない...はずなのだが、目に入るのは熊や鹿、イノシシ情報なのだ。今年は熊の目撃情報がやたらと多く、連日のごとく猟友会出動のニュースが伝えられているからそれはわかるが、広告チラシに小...