06年5月 09年全国大会開催へ
■09年全国大会開催へ 県内NIEの弾みに
日本新聞協会加盟の新聞・通信各社で組織する日本新聞教育文化財団が毎年、全国各地の教師の参加を求めて開いている「NIE全国大会」が2009年夏、長野県で開催される運びとなった。
全国大会は1996年に第1回を東京で開き、07年の岡山で12回を数える。例年、学校の夏休みを利用して7月末に開催し、04年の新潟大会は1915人、05鹿児島大会も804人の参加となった。また、08年は高知で開くことが決まっている。
大会は2日間の日程で、1日目は記念講演とパネルディスカッション、懇親会など。2日目が小中高校別に6会場ほどに分かれての分科会で、実践教師による公開授業や研究発表などを行う。
長野大会の開催に当たっては、県内教育界の協力が不可欠。県教委は資金提供は難しいものの、県NIE推進協議会に加わっている立場から、後援団体として参加教師を公務扱いにするなど側面的な支援は可能という。
また信濃教育会は大会の共催団体となり、全面協力が可能としている。そうなれば16郡市の教育会を通じて、相当数の教師の参加が期待できそうだ。
これとは別に、過去のNIE実践教師やNIEに関心を持つ県内の教師たちにも呼びかけ、「長野県新聞活用(NIE)研究会」(仮称)を組織し、幅広い教師組織を立ち上げていく方針だ。
大会を成功させるためには、小中高校の校長会、長野市教委、市町村教委連絡協議会などの支援も必要で、今後協力を求めていきたい。
※肩書き・名称などは発行当時のものです。
(2006年5月発行 ながのNIEだより第5号掲載)