NIEとはNewspaper In Education(教育に新聞を)の略。新聞を教材として教育に活用しようという運動です。

09年度のNIE実践校を募集します。

 長野県新聞活用教育(NIE)推進協議会は、県内の小中高校を対象に、2009年度から新聞を使って授業を行うNIEの実践校を募集します。

◆対象は長野県内の小、中、高で5校

 募集しているのは、合わせて5校。県内では本年度、吉田小学校(長野市)、川上第一小学校(南佐久郡川上村)、洗馬小学校(塩尻市)、天龍中学校(下伊那郡天龍村)など14校が指定されています。NIE活動を全国的に進めている日本新聞教育文化財団が長野県に割り当てている実践校枠は9校ですが、来年7月に長野市で全国大会が開かれるため、特別枠が設けられました。

◆新聞を無料で提供 実践期間は原則2年

 実践校の指定は2年間連続して受けるのが原則で、その間に、同協議会に加盟している8紙が一定期間は無料で提供されます。新聞の無料提供は、NIEを実践する教師が2人までの場合が各新聞を2カ月ずつ。3人以上で取り組む場合には、各新聞が4カ月間届けられます。(→実践校について
 指定校は毎年度、公開授業を行うほか、年度末には実践報告書を提出していただきます。(→過去の実践報告書

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 NIEは、▽新聞を資料に使う▽新聞の成り立ちや新聞記者の仕事を知る▽新聞を作る−といった授業を通して、来年度から移行措置が始まる新学習指導要領が求めている「生きる力」の育成にもつながるとされています。さらに、新聞記事を読むことで、児童・生徒の社会への関心が高まります。
 実践校の応募や問い合わせは、県NIE推進協議会事務局(電話026・236・3215)へ。

※募集は締め切りました。ありがとうございました。